暁に眠る星・・・・天子と勇者達・・・・・出逢い(1)

暁に眠る星・・・・天子と勇者達・・・出逢い(1)



時折、不安定に揺れながらも、飛行機は無事、出雲空港へと降り立った。

賑やかな女性たちの声を聞きながら、俺は幼い頃、母さんから言われた言葉を思い出していた。



子供の頃、伊勢神宮の五十鈴川で、綺麗な石を見つけた事があった。

キラキラと光る川面の底に、ひっそりと、でも強い意志を持っているかのように光る黄色い石。

あまりに綺麗で、それをそっとすくいあげ、友達に気付かれないようポケットにしまって家に持ち帰った。

家に帰り、その石を母さんに見せると、母さんはひどく驚いた様子で、明日すぐ、川に戻すよう言った。


「ご神域にあるものは、例え石一つでも持ち出しちゃダメなのよ、全ては神様のものだから。
でも、この石は、あなたに見つけて欲しかったのね・・・・・
ただね、今はまだその時じゃないようだから、その石にお礼を言って、明日、川に戻してきなさい。
時が来れば、またユノの元に来てくれるから」


その時は、母さんの言ってる意味は全然理解できなかった。

ただ、神様のものは持って来ちゃいけないんだって、それだけは理解できた。

そっか・・・・これは神様の石なんだ・・・だから、不思議な色をしてるんだな・・・・

でも、また俺の元に来てくれるのかな・・・・

俺はちゃんと、その石だって分かるのかな・・・・


「ユノ!!お前が出ねえと、王子が出れねえぞ!!」

「あっ・・・・悪い悪い、荷物、上か?」

「あっ、預けたから大丈夫です。それより、早く行かないと・・・先生が困ってますよ」

「ほら~言っただろ!早くしないと、また怒られるぞ!」


俺たちは急いで荷物を持つと、飛行機を降り、集合場所へと急いだ。


機内から出ると、ムッとした湿気が体にまとわりついて、一気に現実へと引き戻された感覚だった。


「手荷物を預けた生徒は、ここで荷物が出てくるのを待っていなさい。預けていない生徒は、
2番出口の前で引率の先生の指示に従って待っていなさい」


「じゃあユノ君、ドンへ君、僕はここで・・・・」

「じゃあ王子、のちほど~」

「ドンへ!!俺のセリフ、取るな!!」

「いてっ!!何だよ・・・・たく、今日のユノは俺に冷たいぞ!」

「お前は、初対面なのに、馴れ馴れしすぎんだよ!」

「お前だって初対面だろ?!」

「いや・・・・どっかであったことあるような気がするんだけど・・・思い出せないんだ・・・」

「え~あんな綺麗な顔だぜ!俺だったら、絶対忘れないぜ」

「まあ、他人の空似かもしれないし・・・・もういいから、集合場所行こうぜ、また怒られるぞ!」



集合場所には、すでにたくさんの生徒が集まってきていて、ちょっとした修学旅行状態だった。

今回は、高2の生徒だけでなく、相当優秀な高1生も参加していると聞いたけど・・・・・





「真っ赤なんですね・・・・」


19961387_org.jpg


えっ? 


振り向くと、そこにはふわりとした笑顔で微笑む、女の子・・・・?



テミン1


「あなたは、とても熱いスピリットなんですね。もしかして・・・・さっきのフランキンセンスの持ち主ですか?」



えっ・・・・・・




ユンホ様は、いつも熱いお気持ちを抱かれているのですね・・・

今日も美しい赤を纏ってらっしゃる・・・・・

default_8026732924b6bb931c7511ae096d3c11.jpg



これは・・・・風の巫女殿・・・・・






「あれ・・・・君・・・・さっきの・・・・ユノ君、知り合い?」


「・・・・・いや・・・・お前・・・・誰?」

「あっ、ごめんなさい。あんまり綺麗な赤だったから・・・・」


柔らかな、幼さの残る笑顔だけど、その瞳の奥にある強い光・・・・


そいつの周りだけは、違う風が流れているかのようだった。



「はい、東方スクールの生徒はこっちに集まってね!」



「ユノ!!俺ら東海地区は、こっちだぞ!」

「ああ・・・・・」


「僕も、同じ合宿に参加する、イ・テミンです。よろしくお願いします」


「テミン君?もしかして・・・金沢校1年生の、イ・テミン君?」


「はい、どうしてご存じなんですか?」

「あ・・・・・今年春の模試で、1年生でトップだったよね?」

「はい・・・・国語だけですけど・・・・数学は苦手なので、今回、参加しました」


「げっ!!国語で全国トップかよ!スゲ~!!なあなあ、俺、古文が苦手だから、今度コツ教えてくれない?」

「ドンへ、お前は本当に誰にでも馴れ馴れしいな・・・・」

「はい、僕でお力になれるようでしたら」

「やった~!!救世主だ~!!」


光の天子・・・・あなた様はこの地の救世主

ユンホ様は、天子を護る火の勇者・・・・

私は、それを伝えるのです・・・神の言の葉を降ろす風の巫女として・・・・




「「風の・・・・巫女・・・・・」」



「えっ・・・・王子・・・・」

92830978.jpg




「えっ・・・・ユンホ君・・・・」





70505.jpg

その瞬間、あの甘く濃い花の香りが、

テミン君から、薫って来たんだ・・・・・




ランキングに参加しております。
楽しめた!と思われましたら・・・押していただければ幸いです。

にほんブログ村 芸能ブログ 東方神起へ
にほんブログ村


東方神起 ブログランキングへ


すっかり寒くなりましたね・・・北海道は凄い雪!

私も雪国生れですので、雪の大変さはよくわかります


ソウルも初雪が降ったと聞きましたし・・・

お二人が風邪をひかないよう、どうぞ暖かい服を支給くださいませ~お代官様!!

さてさて、光、火、風と来ましたので・・・・

次は・・・・そろそろギュライン投入かな・・・と思う今日この頃です


ポチッと押していただければ、幸いです








スポンサーサイト

theme : 東方神起
genre : アイドル・芸能

comment

Secret

プロフィール

とむにーママ

Author:とむにーママ
ユノとチャンミンを心から愛し、東方神起の世界観を大切に、SMファミリーも交えた物語のblogです。恋愛はほぼありませんが、いろんな時代、設定で、どんな言葉が生まれるのか、お楽しみいただければ幸いです。お二人をタローデパリで分析した「秘密の月の部屋」もアメブロで掲載中です。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
アイドル・芸能
149位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
韓流スター
32位
アクセスランキングを見る>>
訪問者