Drop 降りてきた神 39

その変化は、僕にとっては突然の事だった。

何もかもが順調に動いている、そう思っていたある日、僕は楽屋へと続く廊下の暗闇のベンチで、
一人俯くユノヒョンを見つけた。

いつも太陽ように明るいユノヒョンだけど、僕だけが知ってる。
ユノヒョンは心には、誰にも見せないようにしているけれど、闇がある。
普段は大きな光で見えないその闇は、ふとした拍子に、ユノヒョンの心を支配する。
でも、それを誰にも見せないように、気付かせないようにと無理をするときがある。
誰の心も傷つけないように、誰の心にも不安を抱かせないように・・・
ユノヒョンはよく、空気が読めないと言われるけど、それは違う。
ユノヒョンほど、人の心の変化に敏感な人はいない。

そう、あの時から、ユノヒョンは人の心に敏感になった・・・


デビューして2年が過ぎ、母国での活動も軌道に乗ってきた時、それは突然起こった。
一生懸命やっていれば、敵意を向けられるなんてこと、ないと思っていた。
みんなのためにと頑張っていることが、笑っていることが、誰かを傷つけるなんて・・・
想像もしたことが無かった。

いつもの風景だった。たくさんのペンからのプレゼントや差し入れ、たくさんのスタッフが動き回る楽屋、たくさんの差し入れはいつもの事。そして、ステージが終わり、汗をかいたユノヒョンが、
ジュースを飲むのもいつもの事・・・その時までは、何も変わったことは無かった。

隣に座ったユノヒョンが、いつものようにジュースを口に含んだ瞬間、強い異物の臭いが
僕の鼻を刺激した。と同時に、隣にいたユノヒョンが呻いて蹲った。
ユノヒョンのいたずらだと思った、そうやって僕を驚かせようとしても無駄ですよ!
そう言おうとユノヒョンの顔を見た瞬間、僕は異変を感じ、とっさにタオルを取って、
ユノヒョンの口元を押さえた。

ユノ!!楽屋は一気に騒然となり、ユノヒョンは救急搬送された。
ジュースと共に机に置かれた1枚の紙には、信じられないような醜い文字が綴られていた。

まだ仕事が残っていたため残された僕たちは、何が起きたか、すぐには理解できなかった。
ただ、ユノヒョンが狙われたことだけは明白で、ユノヒョンが口にしたジュースからは、とてもジュースとは思えない、きつい刺激臭がしていた。
とても現実とは思えない出来事の中で、その刺激臭だけが、現実だと物語っていた。
警察の事情聴取やマスコミ対応など、スタッフもマネージャーも、そしてメンバーも
夜中までその対応に追われ、ユノヒョンがはこまれた病院に着いたのは、夜遅くだった。

許せない・・・一体誰が、何の目的で、ユノヒョンを・・・

ユノヒョンの体ももちろん心配だったけど、僕が一番心配だったのは、
疑うことを知らない、太陽のようなユノヒョンの心だった・・・
この太陽を曇らせる事だけは・・・それだけは許せなかった。



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お二人がお帰りになられ、日本の空気がちょっと薄く感じてしまうのはわたしだけでしょうかね・・・お二人が日本にいらっしゃるというだけで、毎日が輝いていたので・・・ちょっと寂しい週末です( ˘•ω•˘ )

でも、今日は9月9日、重陽の節句!陽の気MAX! 
チケットのエントリー、悩ましいことも多く、友達と相談しながら決めております。
いつもながらに、全部当選した時の金額にビビりながらも・・・
当ててくれるなら全部払うから、お席用意してみろ~!!と心の中で叫んでおります(;^_^A
はあ・・・悩ましい・・・でも、当落発表後がもっと悩ましいですけど( ・´ー・`)


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とむにーママ

Author:とむにーママ
ユノとチャンミンを心から愛し、東方神起の世界観を大切に、SMファミリーも交えた物語のblogです。恋愛はほぼありませんが、いろんな時代、設定で、どんな言葉が生まれるのか、お楽しみいただければ幸いです。お二人をタローデパリで分析した「秘密の月の部屋」もアメブロで掲載中です。

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